ご挨拶
法人事業運営の歴史は、昭和56年に当会創設者である故・松澤日出夫氏により、「六高台病院」が開院されたことを出発点とし、昭和61年に当会の設立、翌62年に特別養護老人ホームが開設され、以降、30年以上にわたり、地域に必要と思われる各種事業サービスの展開をはかり、「高齢者総合ケアセンター」として地域福祉の向上のための実績を重ねてまいりました。先達の想いをしっかりと継承し、未来に紡いでいくと同時に、目まぐるしく変化する社会福祉と調和した取り組みを積極的におこなってまいります。
みんなの笑顔のために
ご利用される皆様やご家族の皆様、地域の皆様、そして法人スタッフ・・・関係者すべての方々の笑顔が増え、笑顔のあふれる街にしていきたい。そこに、私たち六高台福祉会の存在の意味があるのだと考えています。皆様からたくさんの「ありがとう」と「安心」の笑顔、そして何よりも「満足」を求め続ける私たちでありたいと思っています。
素晴らしかったと言える人生のために
様々な人生経験をお過ごしになられた高齢者の皆様の最終ステージの一部に介護をとおして関わることの重要さを認識し、全ての方々の人生を振り返った時、その人生が少しでも「素晴らしかった」と思っていただけますよう、毎日の暮らし、一つひとつの介護を丁寧に、お互いに後悔のない(少ない)関りを心がけてまいります。
介護をとおして「生きる」をサポートします
介護は、身体的な介護に留まらず、その方の「生きる力」に寄り添い、喜びや希望といった精神的な要素にも関われる支援がとても大切だと思っています。介護を要する状態になられても、人としての存在が尊重され、その人に内在する「生きる力」をサポートさせていただけるよう努めてまいります。
誰しもが未来の高齢者である
介護を提供させていただく私たちも、いずれ高齢者となり、認知症となる日が来ます。
介護を必要とされる状況を他人の事として捉えるのではなく、自分のこととして捉え、心に想いを馳せ、親身になる心を大切に、謙虚な姿勢で介護という仕事に向き合ってまいります。
世界に類を見ないスピードで超高齢社会という急坂を上がっている日本社会において、少しでも皆様の安心した生活、笑顔のある生活の一助になることが出来ますよう、微力ではありますが、職員一同、全力でご支援させていただきます。
福祉のある街は、より優しい街づくりができる。と信じ、
皆様方とご一緒に、私たちの街の「ふだんのくらしのしあわせ」(ふくし)を考えていけましたら幸いです。
社会福祉法人六高台福祉会
理事長 正田 貴之