モデル事業への参加について
[2021.08.18]
東京都と東京医学総合研究所において、行動・心理症状BPSD(*)に対する効果的なケアの確立を行う、「認知症BPSDケアプログラム」が開発され、今回、そのモデル事業(認知症介護研究・研修東京センター実施)に2名のスタッフが参加することとなりました。(全国で70名程)
このプログラムでは、BPSD を問題のある行動と捉えるのではなく、意味のある重要なSOSのサインと捉え、BPSDをNPI-NHという国際的に広く使用されている評価尺度を用いて数値化し、その背景にある本人のニーズについて仮説を立て、その仮説に沿ったケア計画を実施するものです。
認知症ケアの質を高めることで、認知症になられても穏やかに自分らしく暮らしていけるご支援ができるよう、研鑽を重ねてまいります。
※ BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)
認知症の方に頻繁に見られる知覚、思考内容、気分、行動の障害の兆候。不安、うつ、怒りっぽさ、幻覚、妄想、徘徊など。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/zaishien/ninchishou_navi/torikumi/careprogram/index.html